2012年9月15日土曜日

石の取り方 - [石も呼吸をしている]

囲碁の基本が分かったところで、石の取り方をもう少し詳しく説明しましょう。

「石も呼吸をしている」

打った石から伸びる4本の線を「呼吸点」と言います。


石から伸びる呼吸点で息をする事で石は生きています。逆にいえば、呼吸点をすべて塞がれる事で石は死んでしまいます。つまり、取られてしまうのです。

石がつながっている場合は、ひとかたまりの石から伸びる線が呼吸点となります。


左上は、6つ。
右下は、7つです。
石がつながっている方が、取るのにたくさんの石が必要になります。

「アタリとは」

次の図は、3ヶ所の呼吸点を塞がれ、あと1つを塞がれると取られてしまいます。
この、あと1つで取られてしまう状態を『アタリ』と言います。


練習問題です。
次の図の白石は、アタリになっています。黒は、どこに打てば取ることが出来るでしょう?


分かりましたか?
アタリになっている石の呼吸点は、次の2箇所です。


この場所に、黒石を打つことで、白石をたくさん取ることができます。
取った後は、こんな感じになります。


右下の白石は、さらにアタリになってしまいました。
実は、左上のは白石がアタリになっていると同時に、黒石もアタリになっていました。
この場合は、先に打ったほうが相手の石を取ることが出来ます。


次の図では、白石4つがアタリになっています。
自分の石がアタリにされた時は、どうしたらよいのでしょうか?
次回は、「石の逃げ方」について説明しましょう。





☆応援クリックお願いします☆
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 その他趣味ブログ 囲碁へ
にほんブログ村


【送料無料】みんなの囲碁入門 [ 梅沢由香里 ]
【送料無料】みんなの囲碁入門 [ 梅沢由香里 ]
価格:1,050円(税込、送料別)

0 件のコメント:

コメントを投稿